家の断熱って・・・

こんにちは!工事図面担当の井藤郁美です。
今日は家の断熱についてお話します^^
家の断熱
断熱とは、その意味の通り熱を伝わらないようにする事です!
つまり、家の中の暖かさが外に逃げるのを防いだり、外の暑さや
寒さが家の中に入ってくるのを防ぎます。
では、それはどこに使われているのか…
答えは、外周部の壁、屋根、床下といった外気に触れる部分です。
今回はその中でも、壁と屋根の断熱材についてお話します!
断熱材の種類
まず初めに、コラボハウスは内断熱工法で施工しております^^
住宅では一般的な施工方法で、家の内側から柱と柱の間や屋根裏に
断熱材を施工しています。
弊社では、壁と屋根の断熱材に
吹付硬質ウレタンフォームを採用しております!
ポリオールとイソシアネートという主成分を混合し、
水を用いて現場で発泡する、環境に優しい断熱材です。
実際の写真はこんな感じです^^

↑壁の断熱

↑屋根の断熱
外気に接する壁と屋根を、この吹き付け断熱で包み込みます!
硬質ウレタンフォームですので、吹付した際はモコモコと発砲し
膨らみますが、施工が終わると固まって家に密着します。
なので、硬い発泡スチロールといった感じです^^
断熱材の性質
発泡するという事は、この中には無数の気泡が存在します。
気泡の中には、空気がたくさん入っています。
空気は、固体に比べて熱を伝えにくい特徴があります!
例えば、鉄のフライパンなどは火が通りやすく、
火力の必要な中華料理などに最適ですよね。
これは、鉄が熱を伝えやすいという特徴的があるからです。
こういった現象を“熱伝導率が高い”といいます。
熱を伝えにくいと言う事は、外からの暑さや寒さが伝わりにくく、
家の中の快適な環境が外に逃げにくくなるということです。
このような現象を“熱伝導率が低い”といいます。
熱伝導率が低い=熱を伝えにくいので断熱性に優れる
ということになります。
そのため、無数の空気が含まれている
この吹付硬質ウレタンフォームは断熱性に優れています!
断熱材の厚み
では実際どのぐらいの厚みがあるのでしょうか?
コラボハウスでは、壁80㎜・屋根160㎜の厚みを基本仕様として
施工しています!
もちろん自社検査で、厚みが確保できているか
デジタルノギスを使ってきちんとチェックしています^^

↑壁の断熱材の厚みを測る

↑屋根の断熱材の厚みを測る
検査の詳しい様子等は今後ブログに書けたらと思います!
いかがでしたでしょうか。
断熱材には様々な素材がありますが、今回はコラボハウスの使用している
吹き付け断熱に絞ってお話しました!
断熱材が気になるという方は、お気軽に設計士にご相談下さい!
今後も材料のお話や、検査のお話などしていきたいと思いますので
ぜひブログご覧になってくださいね^^