地盤調査以上に大切な土地選びのポイント

地盤調査以上に大切な土地選びのポイント

こんにちは、現場監督の若林です。

 

新卒社員と一緒に職人同行をしてきました。

 

普段から職人さんの仕事ぶりは見ていますが、一日中ずっと張り付いて観ているということはなかなかありませんので、いろいろと気づかされる部分がありとても勉強になります。

 

 

大工さん、塗装屋さん、設備屋さん、基礎屋さん、外壁屋さんなどいろいろと同行させてもらいましたが、今回は地盤調査屋さんの同行させてもらった時の学びを紹介させてもらいます。

 

お客様の土地選びに関する大切な知識も教えてもらいましたのでぜひ最後まで見ていってください。

 

まずコラボハウスで行っている主な地盤調査方法は、表面波探査法です。

簡単に言いますと地面に振動を与えて地盤の強度を測る方法で、住宅性能保証機構にも認められた安心の調査方法です。

 

この調査により、地層ごとの支持力(土が上の荷重を支えることができる力)と建物が建った時に予想される沈下量(現状地盤のままの場合)がわかります。

 

その結果を参考に設計・施工方法に反映させていくわけですが、プロの地盤調査屋さんが言うには数値と同じくらい、もしくはそれ以上に大切なことがあるようです。

 

それは敷地の歴史と周囲の環境です。

 

「何を当たり前のことを言ってるんだと、どうせ崖地は良くないとか言うんでしょ。」と思っている方もいるかと思いますが…

 

 

まさにその通りです!!

ですが、単純にそれだけではないんです。

整備された分譲地であっても危険な敷地もあります!

 

お客様が土地を購入されてからでは、危険度が高い土地だった場合に私たちとしてはとにかく頑丈な家を設計するしかありませんので、費用もかかりますし、デザインも制限されてしまいますし、そもそも外部要因の場合(土砂崩れの危険区域など)はどうすることもできません。

 

とはいっても、利便性や景観など捨てがたい部分もたくさんありますよね。

とてもよくわかります。

ですので、ここからは崖地や土砂崩れの危険区域など明らかに危険な要因がある場所は除いて、施工者側が思う少し微妙な土地についてあげていきます。設計・施工方法で対処できるけど、避けられるなら避けた方が良い程度と思って読んで下さい。

 

それではいきましょう。

 

・造成経過年数が浅い分譲地

住宅保証機構などは平地で5年、傾斜地で10年経過していれば地盤は落ち着いていると判断しています。造成して1ヶ月の分譲地と2年の分譲地でも大きく変わります。しかし、良い土地というのはほんとにすぐ売れてしまいますよね。悩ましいところです。

 

・盛土厚が厚い分譲地や傾斜地で盛土をした分譲地

改良をしていない場合は盛土をしたところよりも、もともとの地山のほうが強いことがほとんどです。分譲業者さんに敷地の前歴・盛土の厚み・改良剤の使用量などを聞いてみるのがいいです。それらを私たちの方に教えていただければより正確な調査を行うことができます。

 

・周囲の敷地と2m以上も高さが異なる分譲地の角地

 

 

写真でいう所の1号地、2号地

周囲の敷地と高さが異なるということは擁壁があるということです。そして擁壁際は地盤が弱くなりがちなので、他の場所よりも地盤対策に費用がかかることが多いです。

とはいっても、角地のほうが採光も取りやすいでしょうし、見晴らしも良いので悩ましいですね。

 

 

・建替えや古くからの宅地

これは避けた方がよいというよりも、設計前に教えてくださいねという内容です。

浄化槽が以前あったのかどうか、以前の基礎や杭が残っているものかないかなど、お客さまやそのご両親などしか知らない内容もありますので、どういった内容でも良いので教えて頂けるとより正確な調査ができます。

 

・池を埋め立てた分譲地

いくらしっかり締め固めて、地盤が強固になっても湿気は上がってきますので、しっかり地盤改良していないとのちのち不具合がでてきてしまうかもしれません。

 

 

 

その他にも土地を見るだけでいろいろと情報を読み取ることもできます。

竹が生えていれば、竹の根は浅くて横に伸びるので地下水位も浅いかもしれないな。

高い樹木が育っていれば、ここの土地は樹齢より古い土地だからしっかりしてそうだな。

イネやアシ、コケなどが生えていれば、もともと湿地なのかな。

ススキなどが生えていれば、乾燥地だな。

そもそもイネやアシとススキの違いを見分けるのが難しいんですけどね

簡易な見分け方としてはまばらに生えているのがイネやアシ、一か所にまとまって生えているのがススキだそうです。

さて、どちらがアシでどちらがススキでしょうね。

 

 

 

あとは地名ですね。地名はそこに住む人との関りを起源にしているものが多いです。

例えば「沼」という文字でしたらもちろん読み方は「ぬま」ですが、「ぬり・ぬら・ぬる」など他の字との組み合わせによって読みも変わりますし、漢字が変わっている場合もあります。例えば大阪の梅田も「田を埋めた」埋立地というところが語源であることが有力です。

 

などなどいろいろ紹介しましたがあくまですべて参考にということです。

あてはまるからすべてダメな土地だと決めつけてはいけません。そんなことを言ってるとどこにも住めなくなってしまいますからね。

 

大切なことは、しっかり調べてお客様・私たち住宅会社・職人さんと情報共有していくことでより安全な家づくりをしていきましょうということです。

 

コラボハウスでは土地探しからお金のことでもお家づくりのことでしたら何でも無料相談会でお手伝いさせてもらってますので、早い段階でぜひ一度いらしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、さきほどのアシとススキの写真は上がアシで下がススキでした。

 

おしまい

 

コラボハウスの設計士の一日の流れ!!(日常編)
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