水まわりの床材は「クッションフロア」?それとも「フロアタイル」??

こんにちは。
設計・インテリア担当の加藤です^^
この前の現場でのこと。
ちょうど水回りの床材を施工していました。
今回は、珍しくフロアタイルに目地棒をプラスして、
本物のタイルに見えるようにしてみました^^
いかがでしょうか?
写真で見ると、本物のタイルなのか、フロアタイルなのか分かりませんよね?^^
そこで今日は、水回りの床材のお話をさせていただきます^^
基本的には、水回りもLDKなどと同じフロアー材を使いますが、
それ以外の床材で選ばれることの多い、水に強いプラスチック系床材。
これが「クッションフロア」と「フロアタイル」です。
この二つの違いは何かというと。。。
「クッションフロア」
柔らかいシート状のもので、滑りにくくするための凹凸の加工がシート表面に施されています。
厚みは1.8㎜が一般的ですが、さらにクッション性のよい2.3㎜厚や3.5㎜厚、階下への音を和らげる効果のある4.5㎜厚のものもあります。
クッションの役割を担う発泡層があることで、歩行感がいいのが特徴です。
クッションフロアはシート自体が幅広で長尺のため、
継ぎ目が少ない施工が可能です。
液体をこぼしても下に浸透せず、水拭きできれいになるので、水回りに重宝されています。
ただ、材質が柔らかいので、重たいものを置いたら凹みが出来たり、強くこするとキズが付いたりするので
気を付けてください。
「フロアタイル」
硬くタイル状のもので、商業施設などで使われることが多かったようですが、最近は住宅にも多く取り入れられています。
厚みは2.5㎜~3.0㎜が多く、本物のタイルのようで意匠性が高く、傷や割れに強い床材です。
大きさは30㎝角から45㎝角の正方形が主流ですが、もっと大きい60㎝角や長方形、多角形などバリエーションも豊富です。
このフロアタイル、タイルと同じように1枚ずつ張っていくので継ぎ目が多くなります。
素材自体は水に強いですが、継ぎ目から水がしみ込まないように
水洗いなどは避けた方がいいと思います。
「フロアタイル」はクッションフロアとタイルの間のような存在かなと思っていて、
個人的にオススメしているものです^^
今回ご紹介している事例のもの以外にも種類が豊富なので、
仕様打合せの際は、是非色んな種類を見てください^^
加藤