知っていると便利な建築の単位 第2弾!

こんにちは!
申請・工事図面担当の井藤郁美です^^
冬季オリンピックが開幕し、盛り上がっていますね!
今回は、知っていると便利な建築の単位 第2弾です!
知らなくても大丈夫だけど、
知ってると、もしかしたら役立つかもしれない
そんなところを今日はご紹介します^^
ではいきましょう♪
間口(まぐち)
聞いたことある方も多いかもしれません!
一般的には、家を正面側(道路側)から見た時の
家の幅のことを指します。
「間口が3間」
これは、家の幅が5,460mm
という意味です!
?!?!
どういう事?となるかと思います…
”間”というのは建築の単位です。
間(ケン)と読みます!
1間=1,820mm
どうしてそんなに中途半端な数字なのか?
と思われるかもしれません。
これは、日本に古くからある「尺貫法(しゃっかんほう)」
に基づいている単位になります。
日常の生活では、数字の単位はmや㎝だと思うのですが、
建築業界では、今でも尺貫法を用いているところが多いです!
尺貫法の単位を、わかりやすい㎝にしながらご説明します!
分(ぶ)
1分=0.303㎝
寸(すん)
1寸=3.03㎝
1寸=10分
尺(しゃく)
1尺=30.3㎝
1尺=10寸
間(けん)
1間=181.2㎝
1間=6尺
これらの寸法を基本として、第1弾でお話した、帖や坪をお話しているわけです^^
↓第1弾ブログ
https://www.collabohouse-o.com/blog/blog-6106/
現場では、これらの単位で会話が飛び交います。
3×10板(さんとうばん)
3尺×10尺のサイディングや合板等のこと。
3×6板(さぶろくばん)
3尺×6尺の合板等のこと
その他にも、”すんさん(1寸3分)”や”いんご(1寸5分)”
等々、暗号のような数字が飛び交います。
私も初めは
?!?!でした…
大工さんたちは全て寸・尺でお話されるので、
頭で変換するのが大変でした!
ここまで知っていただく必要はないですが、
豆知識として頭の片隅に置いておいて下さい!
お打合せでは、第1弾でご紹介した単位ぐらいしか
出てこないと思いますのでご安心ください^^
この他にも、建築用語はたくさんありますので、
機会があればいつかお話しようと思います!
お読みいただき、ありがとうございました^^